第六回「 私のケータイ履歴書 DDIポケット PS-801 京セラ 恥ずかしくも甘酸っぱい、半角文字のラブレター」

ps801

京セラ PS-801 本体・取扱説明書

AGATA

AGATAです。

競馬の世界では3歳馬クラシックのオークス・ダービーが終わり、今月からは2歳馬のデビュー戦が行われるなど、既に来年へ向けての戦いがスタートしています。私自身、ダービーは2011年以降、本命馬がダービーを制する相性がいいレースなので、最近では「ダービー馬が見える男」を自称しています…誰からも呼ばれないので。さらに、今年はオークス・ダービーをW的中したので、何かいいことあるんじゃないかと「スケベ心全開」で期待しています。連載6回目となる今回は、AGATAが初めて持ったケータイについて書きたいと思います。フューチャーするのは、DDIポケットのPS-801です。

セバスチャン

ダービー&オークスのW的中おめでとう。馬券自慢はいいから、早速PHSの話をヨロシクだわ♪

☆メールが出来ないケータイがあったんですか?

初めて持ったケータイ…つまり、「筆おろし」は18歳の時でPHSでした。PHSの説明はWikiさんにお任せするとして、私がPHSを持った理由…それは、自宅のコードレスフォンの子機がほしかったからです。まぁ、偶々京セラ製のコードレスフォンを使っていたこともありますが、「イエ電からチャンネーに電話」するとか色気のある話ではなく、単純に電話を取るのにリビングへ行くのが「億劫」という、怠惰の極みが主な理由でした。

 ☆PHSはパーソナル無線機だった…

ここでビギナー層からの疑問、「PHSが何故子機に出来るのか?」。PHSは免許の必要がない「パーソナル無線機」に電話の機能を付けた「簡易携帯電話」という位置づけで、そもそもが家電量販店とかで売っているトランシーバーと同じだからです。そのため、PHSのサービスが始まって以降、端末の製造をしているメーカーが、自社のコードレスフォンとリンクさせられる機能を売りにしていました。私の自宅も丁度いいタイミングで電話機が壊れ、代わりに買った機種のメーカーが京セラで、それにリンクさせていました。

また、黎明期のPHSで出来ることと言えば、電話と半角カナ英数を最大20文字送れる「ポケベルのようなもの」くらいしかありませんでした。そのため、こちらも携帯電話同様にビジネスユースや、安価で保持できるので子供の外出用に親が持たせるが大半でした。若者文化では絵文字やデコレーションが出来るポケベルの方が優勢で、PHSでそれが出来るようになるのは少々後になってからです。

こんな話を90年以降生まれの若者にすると…「え、ケータイでメール出来ないって、何に使うんですか?(電話だよ!)」、「ネット出来ないなんて、ありえないでしょ(いや、出来るようになった事の方がアメイジングだから…)」こんなやり取りに終始してしまいます。では、EメールでもSMSでもないメール、Pメールの話をします。

☆珍妙ながらも夢や欲望に溢れた半角カタカナのやりとり…

Pメールとは、DDIポケットが提供していた20字以内の半角カナ英数字を送信できるサービスの名称で、同じキャリア内の対応端末同士で通信が出来る物です。まぁ、SMSが近いのですが、何卒半角カナ英数でのやり取りですので、「ポケベルのようなもの」がしっくり来るかと思います。では、送信例上げながら「どのように見えるか?」確認していきましょう。

「渋谷で5時」⇒「シブヤデ5ジ」

「昼食べた?」⇒「ヒルタベタ?」

「いま会いたい」⇒「イマアイタイ」

それでも当時のカップルにとっては「どこ吹く風」で、このやり取りこそが「愛の交歓」だったわけです。まさか、AGATAはそんなことやってないよね?だって、珍妙とか抜かしてるんだよ?ありえないでしょ…やってました。えぇ、18歳の私もやってましたよ「愛の交歓」を。ただ、半角カナは如何せん「ホラー臭」が半端ないので、英文で。内容は割愛しますが、ビートルズの「ミッシェル」のサビの部分な文句を送っていた記憶があります…まぁ、若気の至りにありがちな黒歴史です。

☆最近、想いを伝えていますか?

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想い、伝えてる?

20代の頃は「下手な鉄砲数打ちゃ…」で、ケータイメールで「想ってもないことでも駆使」して口説きまくっていた記憶があります。当時の文面を目にしたら、本当の意味で「穴があったら入りたい」気持ちになるでしょう。ただ、例え赤面物の文面や稚拙な表現であっても、当時の自分が真剣に考えた末のもので、その辺を考慮しながら受け入れるのがいいかもしれません。

不惑が近付く歳になった今となれば、そんな元気も気力もなくなり、年々ご無沙汰になっている気がします。ただ最近思うのが、自分の中で「答えが出たら伝える」ということ。あとは、伝わらなかった時に相手を思いやれる「覚悟」があるか…なんか、JUDY AND MARYの曲が聴きたくなりました。

AGATA

業務連絡:セバスチャン
前回のブログ冒頭で言った、「最高に幸せな時間」は競馬ではありません。ガチなネタぶっ込んでゴメン…(;^_^A

セバスチャン

え、AGATA正気かしら…(゚〇゚;)ってか、絶対JUDY AND MARYは似合わないと思うわ。まぁ、原稿書いてくれたら何でもいいんで、次回もヨロシクだわ♪

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